機材のバージョンアップをしました。
1つは血球計算機。
こちらは別に変える必要はなかったんでしょうけど
営業担当者に押し切られてしまいました(笑)。
まあこれまでの機械は10年以上使ってましたので
メーカーが言うにはとっくに使用限度を超えていたらしいです。
ウチでは機械が壊れるというのは滅多にないので
当たり前だと思ってましたが。
検査が出来る内容についてはこれまでと変わりありません。
計測時間も変わらないですね。
という事はこちらはバージョンアップではないかもしれませんね。
しかしこちらは違いますよ。
エコー検査機械のプローブを1本新調しました。
高周波であり、狭いところを描出できるものです。
何のためのモノかと言いますと
小型犬や猫の内臓をより精密に診るためのものです。
今までのプローブでも結構診れてはいたんですが
もっと!もっと!という欲求に負けました。
実は昨年は大型犬の腹部臓器を診るための
低周波プローブも追加してまして
これで超小型動物から大型犬まで
幅広く、なおかつ精密な画像を診ることが出来ます。
その結果、より正確な診断が出来るようになりました。
先だっても猫の胆嚢を診てまして
今まで使用していたプローブと比較すると
はやり細かなところがはっきりと見えました。
機械本体にはプローブは3本装着できるんですけど
今は合計5本になりましたので
使い分けの際には装着切り替えをしなくちゃいけません。
これが手間っちゃぁ手間なんですけどね。
エコー診断に関しては自信がありますので
超強い武器が新たに加わってこれからの診療が
より楽しくなります。
エコーの勉強を始めたのがちょうど20年前です。
20年かかって今のレベルですけど
現役を続ける限りもっと上達していくことでしょうし
いつかメスを握れなくなる日が来たとしても
エコーの検査が出来ますので自分にとっても
この技術は超強い武器ですね。
頑張ってきて良かったと思います。
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