実はたくさんあります。
僧坊編閉鎖不全症と気管虚脱があるのも関わらず
咳を全くしないという犬でした。
そんなことがあるのか?と不思議だったんですが
入院下で観察していてその謎が解けました。
確かに典型的な咳は全くしてませんでした、が
その代りになる行動をしていました。
私自身も初めて見ましたが、そんなこともあるんですね。
飼い主さんにそのことを告げて確認してみると
その代替行為は1日数回あり、それが数年続いていたことがわかりました。
それを見抜け、と言うのは酷ですね。
先ほども書いたように私も初めてみましたから。
その行為が咳の代わりであることは
その行為の後に呼吸状態が悪化し
チアノーゼと虚脱になるのを見たからです。
このことで今後の治療や介護がきっと楽になります。
飼い主さんにとって手術もそうですが
入院も相当ハードルが高いんだろうなとは思いますが
数日任せてもらうと今迄気付かなかったことに
プロの目で気付くことがあるかもしれません。
入院中は注意深く観察しています。
24時間付きっ切りとはいきませんけど
安心して預けて欲しいと思います。
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