このニュースを見てつくづくいい大学に入ったなと思います。
まずはこちらをご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6307775
今から30年も前になります。
大学院時代の実習で使っていた実験犬を
最後は安楽死処置をしてこれまでの手術部位がどうなっているか
確認することになってました。
半年間の実習中、手術実験犬となってる犬の
世話を同じ班のメンバーでしてました。
今日が最後の実習と言う日にクーデターが起こったわけです。
そもそも獣医師を目指している人間しかしませんから
全員動物が好きなんです。
最終的に安楽死をする意義も頭では分かるものの
なかなか手を出すのは葛藤があるんです。
それで我が班は安楽死を結局しませんでした。
あるメンバーが連れて帰っちゃったんです。
当然先生と激しいバトルがありまして
もうちょっとで手が出る足が出るっていう寸前でしたけど
それは回避できたんで、まあ良かったんです。
我々の時にはニュースのように厳密な状態はなかったと思うんですが
30年の時を超えてこれがニュースになるとは思いませんでした。
当時は保健所から「不用犬」という事で扱われていたようですが
今では動物愛護の観点からきちんとした手続きを踏んでいるようですね。
後輩の学生さんへ。
君と同じことをした同級生はその後アメリカに渡って
教鞭を取っていると聞いてます。
きっと生命の大切さを学生たちに教えていることでしょう。
君も今の気持ちを忘れず持ち続けて
立派な獣医師になってください。
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