「良いことと悪い事」をきちんと教えてあげましょう。
先日手術で入院していた犬です。
これまでに「しつけ教室」の経験済みと言う事でしたが
犬舎の中ではずっと鳴いて騒いで。
診察台の上では暴れる、咬みつきに来る。
どこがしつけ教室経験済みだぁ〜?
そのしつけ教室とやらは何を教えているのやら、大体想像はついてましたが
一応確認してみました。
案の定
「叱らないしつけ」・・・だそうです。
褒めて育てる、と言うのは結構だと思いますが
叱らないと言う事であれば、悪いことをした時にどうやって教えるんだ?
そう疑問に思うわけですが、その答えはこちら
「無視する」
無視すると言うことは放置すると言うことで
これを世間では「放置子」と言うんです。
叱られないからそれが悪い事だとわからない、とは考えないんでしょうね。
ちゃんと言うことが聞ければ褒めてやればいいんです。
手一杯、目一杯褒めてやりましょう。
でも悪いことをした時にはちゃんと叱りましょう。
ただし怒るのではないんですよ。
怒ると叱るは意味が違います。
ちなみにその犬はと言うと
無駄吠えと攻撃的行動はすべて矯正しました。
日数は3日間だけでした。
家に帰ってから飼い主さんからは
「すごくいい子になりました」
だそうです。
家でも無駄吠えがあり、気に入らないことがあったら咬みつきに来てたそうですが
それらがすべて無くなったと言うことで
大変喜ばれました。
まあ、普通の事をしただけですが。
こちらの言うことを、犬がちゃんと理解したということです。
犬や猫は馬鹿じゃありません。
きちんと教えてやればちゃんと理解します。
要するに
「教え方」
これに尽きるでしょうね。
これを言うと「自分はちゃんとやっている」と言う人も多いんですが
じゃあ、ご自分の犬・猫を見てごらんなさい。
結果はどうなってますか?と言うことを
ちゃんと正面から受け止めなさい、と言う事です。
しつけも勉強も同じです。
「ちゃんと勉強した」と言っても試験に落ちちゃったらどうしようもないでしょう。
結果が全てなんですから。
| comments (0) |