岡本動物病院

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院長のブログ

気がつけば4月になってました。

院長 / つぶやき / 2019.4.4 10:22

今年は気候がへんちくりんで季節をあまり感じませんが

冬は雪がほとんど降らず、今頃になってあられが降ったりしてます。
そんな中、久しぶりに風邪を引いてしまいました。

考えてみれば日本語では、風邪は「引くもの」で
英語ではcatch a coldですから「受け取る」ものなんでしょうね。

疫学的にはウイルスが体内に侵入して発病するわけですから
catchと言うほうがあっているような気もします。


先日ネットのニュースをみてましたら
外国(どこだったか忘れました)の少年が猫に引っかかれたことが原因で
脳障害をおこしてしまった、と言うのがありました。
これは「猫引っかき病:cat scratch disease」と言う病気の1つの症状だそうで
原因は「バルトネラ」と言う細菌です。
この猫引っかき病は動物の病気ではなく人の病気で
動物由来感染症の1つです。
通常はリンパ節腫大・発熱などが起こりますが脳障害と言うのはレアな感じがします。
とは言え実際に発症したのは事実のようですし
何よりも驚いたのは超高額な治療費でした。
記事によると数千万円だったとか。
日本とは保険などの制度が違うと思いますので
一概に比較は出来ませんが、それでも吃驚する金額ですね。
とは言え子供の命が懸かっていますからご両親は必死だったと思います。

また別の記事で狂犬病のことが書かれていました。
何を今更と思いつつも読んでいましたら
毎年世界中で5万人の死者が出ていると言うことでこれには吃驚です。
狂犬病は名前こそ「犬」とかかれていますが
アメリカなどでは犬からの感染よりコウモリからの感染が多いとのこと。
日本にはいませんけど吸血コウモリがいるからなんでしょうね。
また有名だとは思いますけど狂犬病に感染するのは
哺乳類全般で、犬と人間だけじゃないんですよ。
牛やウサギだって感染します。
そして治療法が無いので発病したら致死率100%と言う病気です。
時々「超低体温療法で治った!」なんてニュースも見ますけど
それは多分運が良かっただけでその治療法ですべての人が治癒することは無いでしょうね。
私は海外へ行った事もないですし今後も行きませんので(笑)
狂犬病に感染する可能性は限りなく0なんですが
海外へ行く場合、例えば隣国の中国や朝鮮でも
むやみに動物触っちゃダメですよ。
日本には無い病気ですけどよそでは「当たり前」のように存在する病気ですから。


変な天気とは全然関係ない話になりました。

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