ちょっと時期がずれましたが熱中症対策の1つです。
気温は幾分下がってきましたが、湿度はまだ高い状態が続いています。
この湿度が問題なわけです。
先日テレビをみておりましたら人のほうの熱中症について色々放送されていました。
その中で熱中症対策として
室温は28℃以下
湿度は70%以下
とのこと。
これは熱中症の患者さんの多くが自宅で、しかも夜間に発生していることが多いと言うのを受けてのことでした。
ただ、室温はエアコンで設定できますが湿度はちょっと難しいようです。
エアコンは湿度を幾分か下げてくれますが
低気圧が近づいている状態であったり
急な雷雨が起こりそうな時であったりすると
湿度は急上昇します。
いわゆる「不快指数が高くなる」と言うやつですね。
湿度が上がると息苦しさを感じます。
これは人間も動物も同じことで
特に心臓病を持病として持っている場合には
時に危険な状態になることもあります。
呼吸数が急激に増えることで心拍数も増えてしまい
その結果心臓の負荷が急激に上がると言うことで
肺水腫を引き起こす事例が時々あります。
熱中症についても人間と同様で
動物も、特に犬ですが、室内での発症が多くなっていることは事実です。
では湿度に対してはどうするか?と言うことなんですが
エアコンの除湿機能を使うことや
除湿機を使うこととなると思います。
当院は建物の裏に川があるのでそれでなくても元々湿度が高いところにあります。
ここ数日は室内の湿度が常に70%以上ありますから危険域なんでしょう。
病院内は常にエアコンを使用していますし、入院犬舎は24時間使用しています。
それでも「蒸し暑いな」と感じることは多々ありますので
除湿には頭が痛いところです。
先日「冷房と除湿は同時に出来ないのか」と思いつつ
リモコンを弄り回してましたら、冷房を使用しつつ
「湿度 ↑ ↓」というボタンを発見し、試しに↓を押してみたところ
リモコン表示が「冷房」から「除湿冷房」と変わりました。
どうやら湿度を55%ぐらいまで下げる機能がついているようです。
これを使ってみたところ時間がたつにつれ体感温度も下がったような気がしました。
空気中の湿度が下がると冷房効果が高まると言うのは
聞いたことがあったんですが実際そうでした。
すべてのエアコンにこのような機能がついているかどうかはわからないですが
もしもついているなら是非使ってみてください。
先ほどの熱中症の危険度が一気に下がると思います。
| comments (0) |
このサイトはjavascriptを有効にしてご覧ください。また読み込みにお時間がかかる場合がございます。
当院は診療料金を現金の他、クレジットカード(VISA・MASTER)、WAONで支払いいただけます。
※支払い回数は1回のみです。
※WAONのチャージはできません。