顕著な症状がない分理解されにくいかもしれません。
有名どころだと犬のクッシング症候群、甲状腺機能低下症
猫では甲状腺機能亢進症などがあります。
それぞれ特徴的な症状はあるんですが
急激な変化としては「ない」のでわかりにくいということと
特にクッシングと甲状腺機能亢進症では
食欲増加、と言うことも多々見られるので
まさかその食欲旺盛さが病気のせいとは思わないですね。
とは言えいずれの病気もホルモン性疾患ですので
影響は体中すべての臓器に及びます。
それぞれの臓器がジワジワと障害されるので
いわば真綿で首を絞めると言う状況ですね。
治療方法はそれぞれ確立されているので
それに準じて行えばいいんですけど
問題なのは「治らない」と言うことですね。
また治療費の問題もありまして
特にクッシングでは治療薬が一般的な薬剤と比べると
結構高価になります。
これも治療継続が難しい原因の1つかもしれません。
ただいずれも高齢犬・猫でよく見られる疾患ですので
高齢になってから真綿で首を絞めるってのも
どうなの?と思います。
年を取ってからは出来るだけ「楽」な生活を送ることが出来れば
それが一番いいんじゃないの、と思います。
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