昨年から始めましたがいい結果が出ています。
皮膚炎などでアレルギーと判断した場合
その原因(アレルゲン)が食事性かそれ以外かを
治療を行いながら判別していくと言う方法です。
アレルギー疾患だろうと言うのは見れば大体わかります。
ただそれが食事由来かアトピーかまではわかりません。
これまでは食事指導とステロイド剤を並行して
その結果を見ながらなんとなく判断していましたが
実はおやつをこっそり与えていたとか
フードの方に原因があったりとかで
なかなか絞込みが出来なかったことと
ステロイド剤と言うとても便利な薬があり
ついついそれに頼ってしまいこちらも安心していた部分はあります。
食事性の場合には食事管理を行う事で
痒みを抑えることが出来ますが
ステロイドを使いつつということになると
投薬期間が長期的になりますので
副作用が問題になってきます。
アトピーも然りでステロイドは便利に使えますけど
長期的にはやはり危険が伴います。
そこでこの診断的治療法を導入してみたわけですが
ステロイド剤を使わなくて済むというのが最大の利点だと思います。
また原因が食事か環境かと明確に出来ますので
その後の治療法も明確になってきます。
例えばアトピーの場合であれば減感作療法も使えますし
インターフェロンを使うことも可能です。
これらは漫然と使う薬ではないわけで
診断がついてこそ有用になってきます。
特別なものを使うわけではなく
簡便な方法ですし、結果がはっきりします。
今後もこの方法で診断していこうと思います。
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