院長 / つぶやき / 2021.3.11 10:43

掛かる費用は「取られた」わけじゃないですね。

他の業種の方の話にもありました。

「受けた仕事をして金額を請求する。その支払いの時に『取られた』と言うのはおかしい」
たしかにその通りです。

お金を「取る」のは泥棒に言うべきフレーズでしょうね。

ついつい会話の中で使いがちな言葉なのでしょうが
面と向かって言われるとなると言われたほうは
非常に気分が悪いです。

先だって当院でも電話で

「お宅は○○の手術はいくら『取る』かね？」

と言う人がいました。


いきなりこういわれるとカチンと来るわけですが
そこは相手と同じ土俵に上がることはしませんので
普通に対応はします。


こういう言葉を使う人に対する感情は色々とわきますが
一般的には誰もそれを是正はしませんね。
だからそういう人はこういう物言いを直す機会がないので
延々と使い続けるのでしょう、が
それはそれでかわいそうな感じもします。

「取る」という表現に深い意味は無いのかもしれませんが
言われた方がどう捕らえるかは自由です。

言葉使いとか礼儀とか
生まれてきてから現在に至るまでの
その人の人生が反映されているのでしょうけど
仕事は仕事として請けますが
個人的にはお付き合いしたくないですね。
だって私は泥棒じゃありませんので。

| comments (0) |