岡本動物病院

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院長のブログ

一番難しいのは

院長 / つぶやき / 2021.10.14 11:21

「食事を食べない」と言う症状です。

食事を食べないと言う場合、大きく2つのことを考えます。
1つは「食べたくない」と言う場合
もう一つは「食べられない」場合です。

食べたくない、と言う場合には目の前の食べ物が気に入らないとか
今は食べたくないと言う動物側の意識が関わっている場合が多いです。
この場合、体を検査しても異常が見られない場合が多いです。

食べられない、と言う場合はまず病気です。
この場合も食べられない原因がどこにあるかというのを
探さなければなりません。

食べたくない場合は治療対象とはならないことが多いんですが
食べられない場合はきちんと原因治療をしないと後々困ることになります。

その場合絶対にやっちゃダメだろうと思っているのは
原因を突き止めずに「とりあえず」食欲を出させようという投薬です。

かつて週刊誌に「悪徳獣医師の手口」などと書かれた記事がありまして
それを見た事があるんですが
その手口と言うのが・・・

「ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)の使用」

となってました。

ステロイド剤を使用すると薬の副反応で一時的ではありますが
食欲が亢進します。

薬を出す側からすると楽と言えば楽なんです、が
ご存知の方も多いでしょうがステロイド剤はホルモン剤なので
食欲亢進以外の副反応も多々あります。
単発で使う分には問題ないですけど
長期的になるとこの副反応が問題になってきます。

糖尿病、骨粗しょう症、免疫力低下、医原性クッシング症候群、ステロイド肝炎などなど
あげればキリがありませんね。

もちろんのことですけど
ステロイド剤でないと治療できない病気もありますから
ステロイド剤を使用することが悪ではないです。

ただ食欲回復を目的に使うと言うのは
個人的にも、ちょっと違うんじゃないの、と思います。

結局のところ食欲がないという場合には
その原因を取り除かない限り回復はしません。
その原因を探るのが検査ですから
きちんと検査をして原因を突き止めて
それからそれに対する治療を施す、というのが
多分スタンダード治療だと思います。

安易なステロイド使用は色々問題を起こします。
安くて便利な薬ではありますけどね。

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