手術の件数が多い月でした。
当院は水曜午後を手術日としています。
時々勘違いされますけど、その日しか手術をしないと言うわけじゃありません。
例えば避妊手術や去勢手術など時間経過があらかじめ予測できるものは
平日でも実施します。
特に去勢手術は入院処置が必要ありませんので
却って水曜日に手術すると入院処置となってしまいますから
平日の方がいいですね。
この水曜午後は大きな手術、時間経過が予測できない場合のために
この手術日というのを設定しました。
昔はそういう手術は夜に行ってましたが
これが何度も続くとさすがに疲労が蓄積し
翌日の診療に支障がでるようになり手術日を設定したと言う経緯があります。
水曜の手術は基本的に2件までとしています。
それが体力的に限界ですが、時に3件実施することもありますが
それはどうしても先送りに出来ない緊急性の高い場合です。
ただ3件こなすと翌日はエネルギー枯渇状態です。
今月の水曜日はすべて2件ずつの大きな手術を実施しましたが
それで事足りず、2日あった祝日と土曜日2回は手術をしてました。
体がしんどいのは確かなんですけど
それで元気になってくれればいいか、と思います。
当院でしか出来ない手術と言うのもありますから
それに胡坐をかくことなく、技術は提供していきます。
私の敬愛する整形外科の専門医は私より10歳以上年上ですが
当然今も現役バリバリで、連日難しい整形外科手術をしておられます。
その先生より若いのに音を上げるなど言語道断ですね(笑)。
| comments (2) |
ゆきさん こんばんは。
なんだかとても嬉しくなってしまうコメントで、ありがとうございます。
私は田舎の町医者なので大それた事は出来ないんですけど、犬の胆嚢疾患についてはこれまで岡山、広島、大阪で講演させていただいたことがあります。また仲間内ですけど、京都で何度か知り合いの獣医師を相手に講義したこともあります。今の自分に出来るのはこれぐらいなんですが、世の中にほんの少しだけ貢献できてるかなぁと思う次第です。
岡本宏之 / 2021.12.3 23:11
| EMAIL | URL | kEAaoN6s |
いつも思うのですが、先生のその観察力とか洞察力、手術の腕前、、、先生の知識や体験や全てにおいて沢山の先生のお弟子さんを全国に作って欲しいなぁと思ってます
獣医師を教える立場の先生みたいな、、、。YouTubeで手術の内容とか病気の診断の講義とか、手術のライブ映像とか、、、そしたら全国の犬猫が もっと助かるのになぁと
先生のFacebookとか見ながら 私は妄想しています。
ゆき / 2021.12.3 05:26
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