決して珍しいものではないです。
教科書的には「珍しい疾患」とされているようですが
決してそうではないと思ってます。
ただ、犬のそれとは発症メカニズムが違うなぁという感じがしてます。
そして臨床症状が違いますし
肝心のエコーの所見も違います。
診断を付けるにも犬の場合よりも複雑です。
でもやはりエコー検査で診断ですね。
ただ猫のエコー検査はどういうわけがあまり行われていないようで
それがこの病気の事について情報が集まらない理由になっているような気がします。
エコー検査ではプローブの選択が重要で
これを間違えると見えるはずのものが見えないという事になりかねません。
当院で使っている機械では、まあそこそこ満足してますが
点数をつけるなら・・・80点ってところです。
今これを100点に近づけるためにメーカーさんと折衝中ですが。
まだ現物をいじってないんで何とも言えませんが
うまくはまれば・・・今まで以上に診断が容易になるでしょう。
ただ、医療機械は高額ですから
そこが問題なわけで、これも折衝中です。
これは猫の胆嚢疾患診断だけではなく
腎臓病の診断の精度向上も期待できますから
頑張って交渉してますよ。
話がずいぶん飛び跳ねてしまいましたが
猫の胆嚢疾患も珍しいものではない、という事が言いたいんです。
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