20年以上前から延々と続いていますけどね。
先日、ネットのニュースで獣医師会に所属していない獣医のグループが
「格安」で狂犬病予防接種を行っているというのがありました。
ちなみに、法律上は全く問題ありません。
使用しているワクチンも正式のものです。
獣医師会はこのような行為は認められないとコメントしていました。
その理由も色々とあがっていましたね。
反面、犬を飼っている人で「狂犬病ワクチン接種は無用」と言う人もいます。
これについても色々と理由をあげていましたが
その中で最も最初にあげられる理由は
「日本では何十年も前から病気の発生がない」
「清浄国となっているにもかかわらず未だ義務付けているのかおかしい」
などなどありました。
格安ワクチン接種を行っている獣医は
実はニュースになったもの以外にもたくさんいます。
かつては獣医師会との間で裁判沙汰になったこともありました。
狂犬病ワクチン接種の売り上げの一部が獣医師会に入るのも事実です。
実は皆さんの知らないことってたくさんあるんです。
表ざたになっていないことは。
まあ、どんな業界にも表と裏がありますわね。
私は現在獣医師会に所属していませんが
しかし格安ワクチン接種をするつもりはありません。
裏側を暴露するのは簡単ですけど
そういう趣味はありません。
ただ、この国は法治国家ですので
ルールは守らなければならないでしょう。
狂犬病ワクチン接種をすることは飼い主の義務です。
これは法律で定められており従わない場合には罰則があります。
これに反するという事は極めて単純で「違法行為」となります。
どんな場合でも個人の思惑よりも法律が優先される国家に住んでいるわけですから
そこのところだけ見ていればいいんじゃないでしょうか。
なんでもかんでも法律で縛るというのもどうかなとは思いますけど
一定の基準は必要でしょうから。
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