経験と言うか勘と言うか、です。
「食事を食べない」と言う稟告は非常に多いわけです。
これを聞いたときに考えるのは
1:急に食べなくなった
2:徐々に量が減ってきて結局食べなくなった
この2つのどちらなんだろう?と。
それから考えるのは
1:体の異変(病気)によるものなのか
2:精神的なものによるものなのか
それから次は
1:環境変化があったのか
2:何もないのか
それからそれから
1:いつもの食事内容のものをたべないのか
2:違うものならたべるのか
それからそれからそれから
1:食べようと言う意思はあるのか
2:それがないのか
他にも思いつくことはあるんですが
基本的には上記の事を重要視してます。
というか、これらの事を確認すれば
次に何をするべきかと言う方向性がわかってきます。
無暗に検査をすることは良しとしてませんので
無駄な時間・経費をかけずにてきぱきと進めていきたいわけです。
獣医師になって30年。
これが私の技術の1つですね。
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