秋の夜長のお供に・・・・と言うわけではないですが
入手した資料を読んでいます。
随分前からこの病気は多いとは聞いていましたけど
実感としては「そうかなぁ?」だったんです。
しかしここ数年は多いとまではいえませんけど
確かにいますね、と感想が変わりました。
ただこの病気、診断がちょっと難しいんです。
検査をすればすぐにわかるんですが
資料にも書かれていますけど
臨床症状が見られないと確定診断とはいきません。
単に数値が異常値だから、と言うだけではダメってことです。
問題はその臨床症状なんですが
これだ!という特徴的なものがなく
他の疾患でもよく見られる症状ばかりなので
ホルモン検査をしてみようといかずに見逃していることも多いかもしれません。
当院の場合、院内で甲状腺ホルモン検査が可能ですので
こちらがやろうと思えばいつでも出来ます。
しかしこれまでの実績では「はずれ」となったことも
実は少なくありません。
はずれとなると検査費用のこともありますので
次からはちょっと慎重にならざるを得ないのが人間ですから。
臨床症状が複数合致している、
ホルモン検査をする意義がある、
と判断つくまでは慎重に、慎重にということですね。
診断さえつけば治療方法は確立されているので
難しいことではないんです。
人間のみならず動物も高齢化が進んでいます。
それはとてもいいことだと思います。
ただそうなってくると老齢性疾患も増えてくるのは必然で
その中にこの甲状腺疾患も追加されるのも必然なんでしょう。
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