院長 / つぶやき / 2018.8.6 16:15

時代のニーズに応じて、という事になりそうです。

現在は
一般身体検査（体脂肪率・血圧測定）
血液検査（血球・塗抹・化学・電解質）
レントゲン検査（胸部・腹部）
超音波検査（心臓・腹部臓器）
としておりまして、追加検査として
尿検査（顕微鏡的・化学検査）
を行っています。

本来なら尿検査は必須とすべきところですが
時に採尿が出来ない場合もあるのと
特に必要なのは腎機能低下がみられる場合と考えていますので
必須検査としていません。

昨日博多でのセミナーでは
脂質代謝・糖尿病について検診に加えるべきではないか
ということで聴講してきました。

特に糖尿病では、従来の血糖値、尿糖などだけでは
不十分であるということで他の項目も追加するべきではないか
と言う話でした。

確かに血糖値だけで糖尿病であるとは絶対に言えないのが事実です。
特に猫では興奮しただけでも血糖値は跳ね上がります。

ただ、詳しく検査ということになりますから
院内での検査だけでは足りず
外注検査を併用する必要があり
ここでちょっと二の足を踏んでいます。

外注検査では即日に結果が出るわけではないことに
ちょっと引っかかりがありまして。
それなら検診ではなく診察・検査の際に行うべきことではないかなぁ
と思うわけですが、今後このような検査体制になっていくのが
一般的になるという事であれば
先んじて行うというのもありかな、とも思います。

内科の情報はドンドンと更新されていきますので
出来るだけ出かけて行って情報収集をしないと
あっという間に浦島太郎となりかねません。

ちなみに昨日は岡山まで来るまで移動し
岡山から博多へは新幹線移動でした。
片道約4時間ですので往復で8時間移動となったわけで
セミナーは2時間半ですから
割に合わないか？と思わないでもないですが（笑）
でもそれだけの価値はある内容でした。
体が動くうちはドンドン動いていきましょう。

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