
先日若い獣医師と一緒に手術をしました。
一応「指導」ということで(笑)。
手術の前にこちらで撮影した過去の手術動画を送っておりまして
「予習してきてね」ということで。
当日も症例の説明を一通りしてさっそく手術開始です。
一刀目だけは私が行って後は交代しまして
最後のところで再び交代して終了です。
最近は手術をしない、という獣医師が増えてきており
今後の行く末を憂慮していましたが
今回のように「やってみたい」という声があると嬉しくなりますね。
大雑把に分けると内科と外科になるわけですが
内科については頭の勉強で知識を増やしていくわけですが
外科については頭の勉強プラス体を動かさないと駄目なんです。
手と指を使う作業ですので、その感覚を身に着けないといけないんですが
どうしても慣れないうちは「力を入れる」ことだけになってしまうんですね。
無意識のうちにです。
だからどうしてもミスが起こりがちになります。
そして視野が狭いわけですが
経験を積んで慣れてくると視野が徐々に広がってきますし
「力を抜く」ことが出来るようになってきます。
最初は無意識なのですが次第に意識的に力を抜くところが分かってきます。
そこまで行くと「同じことが繰り返しできるようになる」んです。
同じことを繰り返せることが出来てくるとミスはなくなるわけで
同じ結果となってくるわけですね。
これは手術に限ったことではなくどんな仕事も同じことです。
例えば料理でもプロと素人の違いは同じ味を繰り返しだせるか否かだと思います。
やるたびに味が違うっていうのはプロではないでしょうから。
じゃあどれぐらい執刀経験を積めばそこまで行くか、というとですね
人にもよる、かもしれませんけど
100例、いやいや
200例、まだまだ
300例、これぐらいかなぁと思います。
実際には300例超えてくるとまた別の壁が現れますけど
それまでの経験で何とかクリアできるはずです。
1つの手術技術を身に着けるには何とも気が遠くなるような時間がかかりますね。
でもそれを「もっと効率よく」とか「簡単に」なんて方法はないです。
近道はないのです。
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