岡本動物病院

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院長のブログ

猛暑・・・ではないですね

院長 / つぶやき / 2013.8.13 22:11

猛暑・酷暑を考えてみます。

この気温はすでに危険域でしょう。
日中、短い時間外にいるだけでクラクラしますよね。

ちなみに、我々人間は腋窩で体温を測定しますが
これで大体36度ぐらいが平熱とされていますが
実際には直腸温が本当の「体温」で37度程度が本当の平熱です。
動物は逆に腋窩ではバラつきが多いので標準体温数値がありませんので
直腸温を計ります。
動物の場合平熱は38度ですが、これは人間と比べて1度高いんですね。

直腸温で39度で「微熱」あるいは興奮時の温度。
39.5度以上で発熱とみなします。

人間では42度が限界とされており、生命の危機とされていますが、
これは血液中のタンパク質が変質するためです。
要するに生卵がゆで卵になってしまうが如しです。
血液中のタンパク質が熱で変性し固まってしまうと
血管内に容易に血の塊が出来ます。
その結果、体の至る場所の血管が詰まってしまう、ということなんですが
外気温が40度では果たしてどうなるんでしょう?

熱中症では体内の水分が汗などで失われてしまいその結果血液がドロドロになり
固まりやすくなる、と言うのが1つ。
それと、熱を放散するために血管を広げるんですが、広げすぎると血管が破れてしまいます。
また組織内、特に脳の中の血管が広がると脳自体も膨らんでしまいます。
ただし脳は周りを硬い骨で囲まれていますので、膨らんでもその圧力を逃がす場所がありません。
これは脳内で出血が起こった場合も同じなんですが、結果死に至ります。

つまり、熱中症とは非常に危険な病態であると言うことです。
しかし熱中症になるには発汗による水分喪失や血管拡張など
症状がでるまでにはやや時間がかかるはずですが
外気温が40度などととんでもない状態ではその変化が
短い時間であっという間に起こるんじゃないでしょうか。
水分補給をグビグビ行なって間に合うんでしょうか。
変なことですが、点滴しながらじゃないと間に合わないような気もします。

ただ、今のところ夜になると気温がやや下がってますから
夜は比較的過ごしやすい、ですね。
とは言え、私はエアコンつけっぱなしで寝てますけど。

熱中症対策としての水分補給は正しい情報ですが
ジュースやコーヒーじゃいけませんよ。
糖分の多い飲料水では返って脱水状態を助長するかもしれません。
ただの水だと血管に吸収されるのに時間がかかります。
やはりここはスポーツ飲料かミネラル分の入っている飲料がいいですよ。
これらは血液中への吸収が早いですから。
ちなみに私は「アクエリアス」と「ミネラル麦茶」を飲んでます。
ただ、基本的には外に出ませんけど。

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