
難しいと一口に言ってもいろいろありますが
「通常通りできない」のが難しいと言えるでしょう。
今日も胆嚢摘出手術を行いました。
今日の症例は本来ならもっと前にするべき状態だったんですが
飼主さんの都合で今日まで延期となりました。
こちらとしては「大丈夫かな?」とず〜と不安だったんですが
なんとか手術日を迎えました。
さて、今日の手術は最初から「大変だろう」と言うのは想像していました。
エコーの検査においても相当なモノであることはわかってましたから。
しかしていざお腹を開けてみると・・・
わかりますかね?これが超巨大化した胆嚢です。
通常の2倍はあるでしょう。
しかも中身はパンパンですから鉗子で摘まむこともできません。
こういう場合は中身を取り出してから、となりますが
メスで切開して中身を吸引します。しかし中身は予想通りガチガチですべてを吸引することはできませんでした。
それならば、ある程度中身を吸引したところから肝臓からの剥離となります。
そしてできれば、胆管疎通試験を行うべきなんですができませんでしたので
胆管の状態は目視と触診で行いました。
なぜ、疎通試験が出来なかったのか?というと胆嚢の中にはこんな硬いものがあったからです・・・
上の黒いのが胆泥がゼリー状に固まったもので、胆嚢粘膜と同化していました。
これが胆嚢頚部にあるわけですからチューブは入りません。
まあ、こんなものがあっても胆汁分泌は行われていたようですから
生命力ってのは大したものです。
手術は約1時間で終了し、麻酔も正常に覚醒して本人(犬)はすでにケロッとしています。
これで体の中の大問題が解決できたわけですからぜひ長生きしてほしいと思います。
さて、これから本日2例目の手術がありますので今日はこの辺りで失礼します。
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