岡本動物病院

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院長のブログ

犬のしつけ

院長 / つぶやき / 2014.3.11 23:08

今日、何気なく見たBSの放送でやってました。

大雑把に言えば・・・
かつては、犬は狼出会ったことを応用して躾をすると言う考えが中心だったが
現在では、狼とは違う生物であることを考慮して躾を行なう、というふうに変化している。
と、こんな感じでした。

それを見ていて思ったのは、どちらも間違っちゃいないなぁ、と。

かつては、犬と人間とのあいだの「力関係」を明確にすることが重要だ、と。
そのために、言うことを聞かない場合は「罰を与える」こと、だったのが
現代では、「褒めて」育てて、言うことを聞いたときには「褒美」を与えることが必要だ、と。

これって、人間の方でも一緒じゃありませんか?

昔は「スパルタ」が良しとされていた時代だったが
今は「褒めて伸ばす」という方向になっている、という感じですかね?

どちらが正しいのか?と聞かれれれば・・・
どちらも正しい、と答えます。

どちらが間違っているか?と聞かれれば
どちらも間違っちゃいない、と答えます。

あくまでも個人的な考えですけど・・・
躾の方法なんて画一的である必要があるんでしょうか?
人間も動物にも、個性というのがあるわけで
特に犬の場合は犬種によって性質が全く違ったりするわけですよ。
言い方は悪いですけど、何でもかんでも一緒くたにはならんでしょうね、と思います。

ただ、犬は狼ではない。 これは同意します。
しかし、群れを作らない、ということには反対します。

犬同士のことは置いておいて、人間と暮らすということは
それは群れでありコミュニティーですから
お互いを「認めること」が必要でしょう。
それぞれが好き勝手にやっていては統率がとれません。
では、どうやって動物との生活を行うか?と言うと
私は「人間がリーダーになるべし」と思います。

そうすると、動物はリーダーの言うことを聞いていればいいわけで
これが一番、安全で楽チンだろうと思います。
そしてリーダーはリーダーですから、全てを統べる者でなくてはならないですね。
だからこそリーダーには「責任」が生じます。
群れの安全を維持しなくちゃいけません。

じゃあ、どうやってリーダーになるのか?
それは「力関係」ではないですし「褒美を与えること」でもないでしょう。
それは日常生活を送る上で、動物側が人間をどう見るかによって決まるんじゃないでしょうか。
つまり、リーダーは自分で立候補して決まるものではなく
皆が推薦して決まるもの、と思いますね。

犬が飼い主をどう見ているか?

これに尽きるんじゃないかな?と思いますよ。

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