岡本動物病院

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院長のブログ

フィラリアについて

院長 / つぶやき / 2014.4.19 21:32

毎年恒例なんですが、先日ディーラーさんからポスターを貰いました。

フィラリア予防をしていないと22%が感染しますよ、ってなことが書いてありました。
私が開業した20年以上前は、3年予防しないと89%が感染します、とありました。
時代と共に変わってくるなぁ〜と思いつつ、ポスターを眺めていたところふとした疑問が。

22%って言うと5頭に1頭ってことですから、結構な確率だと思いませんか?

実際20年前の89%という数字は実感してました。
開業1年目で10件以上の手術をしましたから。
当時、フィラリア予防に来たという犬ですら感染してた犬も少なからずいましたね。
そして手術件数は減少していき、昨年は0でした。
これまでのトータルでは優に100件以上手術をしてきましたので
身体が術式を覚えてます。
仮に今後5年間手術をしてなくても体がちゃんと動くことに自信はあります。

それはさておき・・・
22%という数字はどこの調査結果かな?と自身の経験から疑問に思ったんです。
そこでポスターをよ〜〜〜〜〜く見てみると
下の方に小さい字でその答えが書いてありました。
動物病院での調査結果ではなく、所謂保健所に収容されている犬からのデータでした。
つまり「捨てられた犬」と言うことです。
保健所にいる犬についてここでは論じませんが、それを知ってみるとなるほどね、と思ってしまいます。

実際のところ、現在の感染率はどうなのか?というと正確にはわかりませんが
個人的には10%もないだろうと思います。
もっと少ないかもしれませんね。ただし0%ということはないでしょうけど。
感染率は非常に低い水準となっていることはおそらく間違いありませんが
それがどうしてそうなったのか、ということについては色々な理由が考えられます。
フィラリアという病気にかかる犬が減ったということは非常に喜ばしいことですが
今後は「珍しい病気」になるんでしょうね。
そうなると、別の問題が出てきてしまうかもしれませんが。

もうすぐフィラリア予防シーズンが始まります。
感染率が下がっても予防率は高い水準で行ってもらいたいと思います。

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