どうもややこしいことになってきました。
先日保護した猫に噛まれて重症熱性血小板減少症に感染し死亡した方がニュースになっていましたが
その後動物園でもネコ科動物が感染し死亡したというニュースがありました。
最初の保護猫、要は野良猫だと思いますが
その猫自体も重症と言う話でしたが
動物園での件を考えると野良猫も感染し発病してた模様です。
もしかするとこのウイルス感染症は猫には感受性があるのかもしれません。
そして我々獣医師も知らずに診察をしていたかもしれないです。
猫から感染することも怖いことですけど
動物には感染しないと言われていたウイルスが
実は動物も感染し発病するとなれば
治療をしないといけないわけですが
人間でも現時点では治療法がないわけですから
こちらの方が困ったことです。
ウイルスがダニから人へ感染する。
またダニから猫へ感染する。
そして保菌猫から人へ感染する。
これがもしも事実だとするならば
とんでもないことになりますね。
本当に猫へ感染が成立するのか。
そして発病をするのか。
ダニから感染するならばその罹患率はどれほどか。
猫から人への感染が容易に起こるのか。
解決してもらいたい問題が山積みです。
動物園での発症例もネコ科動物ですが
イヌ科動物は感受性がないのか、あるのか。
これもとても気になる所です。
ウイルスについての研究の結果を早く知りたいところですが・・・
| comments (0) |
このサイトはjavascriptを有効にしてご覧ください。また読み込みにお時間がかかる場合がございます。
当院は診療料金を現金の他、クレジットカード(VISA・MASTER)、WAONで支払いいただけます。
※支払い回数は1回のみです。
※WAONのチャージはできません。