知ることができるのが一番いいんです。
20年来ずっと探し求めてきたものがあります。
それは・・・
体温計。
なぁんだ、と思わないでくださいよ。
人間と違って動物の体温測定は直腸で測ります。
つまり「肛門に挿入」です。
聴診や触診はさほど嫌なものではないでしょうけど
肛門にモノが入るのは愉快じゃないでしょう。
しかしそこでしか測定が出来ないんです。
だから出来るだけ負荷をかけないことが最善だと思います。
そこで自分の理想とする体温計をこれまでいくつも購入して試してみました。
動物用体温計って安いものでも数千円、高いものだと数万円するんですよ。
最初に購入したものが当時の価格で3万円でした。
でもこれまででも結構良かったんです。
でも壊れてしまい、しかもメーカーが製造中止という事で
もう二度とお目にかかることはありません・・・
一番最近まで使っていたのはアメリカのメーカー品で
これがなんと5万円以上します。
しかし全然ダメで、測定時間が長すぎるんです。
時には計測を途中で止めちゃいますから。
そうなると最初からやり直しとなり、動物はとても嫌がります。
肛門がダメなら鼓膜温で測定できるというものを使ってみました。
しかしこれもダメでした。
動物では鼓膜温測定は出来ないですね。
あまりに困ったので業者さんにも色々聞いてみたんですが
色よい返事はなかったので半ば自暴自棄でした。
そんな折、機械販売のサイトをダラダラと見ていたら
ちょっと使えそうなものを見つけたので購入してみました。
あまり期待はしてなかったんですが、使ってみると・・・
イイ!
測定時間が圧倒的に短いです。
しかもコンマ二桁まで計測します。
これはイイ買いものしたなぁと自己満足しています。
お値段も他のものと比べると非常にリーズナブル・・・だったような気がします。
これからは動物に嫌な感じを与える時間が
グンと短くなりなおかつ正確な検温が出来ます。
器具にこだわるとこんなものまでこだわります。
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