院長 / つぶやき / 2018.2.25 22:17

昨年の学会でどうしても納得いかなかった部分がようやくすっきりしました。

僧帽弁閉鎖不全症の病期分類について
新しい分類法の紹介があったんですけど
どうしても内容に納得がいかず悶々としてました。
しかし今日大阪でのセミナーで悶々がスカッと解消しました。

またそれ以外に新しい知見も入手でき
大阪まで往復600ｋｍ、日帰りで
体はきついんですけどそれに見合うだけ
いやいやそれ以上の収穫がありました。
早速明日から診断、治療の手直しを行います。

やはり動かないと生きた情報は手に入りません。
家にいて教科書をめくってるだけじゃダメですね。

文字よりも言葉ですよ。
そもそも文字から誤解が生じていたわけですから。

心臓病も胆嚢炎も同じことですが
悪くなっているから治療する、これは当たり前で
心臓病なら使う薬の選択が変わりますし
胆嚢炎なら手術でしょうし。
しかし今後の悪化を防ぐという点で言えば
予防医学という事になりますから
治療とは違う薬の選択になりますし
胆嚢炎なら内科治療と外科治療の選択が出来ます。

真の予防医学というのが
各病気によって明確になりつつあるようです。
これからもっといろんな情報が出てくるでしょうから
非常に楽しみです。
そのためにはまだまだ動き回らねばなりませんので
元気で居続けることが大事になってきますね。

しっかり食べてしっかり寝ましょう。

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