院長 / つぶやき / 2018.9.27 18:01

その犬の初診時はそれはそれは大変な状態でした。

今から1年前なんですが、初診時のこちらの感想としては

「よくもまあココまであれこれ悪くなるもんだ」
と変な感心をしてしまうほどでした。

その後2回大きな手術をして体の悪いところはすべてクリアになりました。
体重もドンドンと増えていきまして
大型犬種なんですが、最初は13ｋｇのガリガリ、というか骨と皮だけでしたが
半年後には23kgとなりました。
それでもまだ痩せていましたけどね。

そして今日飼い主さんが来られまして
（犬は来てません）
聞いてみるとさらに体重が増えたそうで
「そりゃ良かったですねぇ」と言うと
散歩の時に引っ張りまわされるんで
食事の量を減らそうかと思う、なんてことを言われまして

いやいや　それは絶対に止めて、とお願いしました。

ちなみに現在13歳です。
手術したのは1年前ですからその時は12歳。
十分高齢なわけで、あそこからのV字回復ですから
体重が増えることは増えるだろうけど
どこまで増えるかなぁと心配してたんです。

飼い主さんを引っ張りまわすほど元気になるとは
1年前には誰も想像してなかったでしょうし。

元気になりすぎて困る、とはよく聞きますが
なんとも贅沢な悩みですな、と聞き流しております。

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