高齢になれば必ず気にしておかないといけません。
年齢を重ねると言うことは素晴らしい事ではありますが
体に所謂「ガタ」が出てくるのもこれまた事実です。
体の老化はいろいろありますが、その中で最も大事な心臓に老化がでてくる
これが老齢性心臓病です。
どんな病気も同じことですが、いきなり悪化はしないものです。
少しずつ少しずつ悪くなっていきある程度の所まで来て
ようやく臨床症状がわかるようになります。
心臓病については「咳」がその症状です。
咳があると言うことを聞かされた時には
それが心臓由来なのか、気管支などの呼吸器系由来なのか
鑑別しなければなりませんが
その方法は画像診断です。
昔はレントゲンで、となってましたが今はエコー検査です。
レントゲンも必要な検査ですが、レントゲンでは心臓内部の事はわかりません。
エコーならば心臓内部の事が見えますので、圧倒的に情報が多く取れます。
心臓エコー検査は、個人的な意見ですが、開業医なら出来なければならないもの
そう考えています。
とは言え慣れるまではなかなか難しいものでもあります。
エコー検査の知識は本を読んでいれば身につきますけど
技術はそうはいきません。
正しい技術を身につけるには相当な数をこなす必要があります。
こういう場合、学生時代に教わった
「習うより慣れろ」
この言葉の重みを感じます。
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