昨日本年度の獣医師国家試験の合格発表があった模様です。
昨日は3月12日ですが、私が受験した平成元年はちょうど今頃が試験日でした。
ただ昨今は1か月前の2月に試験が行われるとのこと。
ついでに動物看護師の国家試験も2月だそうで。
そして合格発表があったわけですが・・・
合格率が低いです。
少なくとも私が受験した頃と比べるととんでもなく低いです。
大学によって合格率はかなり違いますけど
私の母校は国家試験合格率は高い、と評判でした。
100%合格というのはなかったようですけど
例年大体95%前後の合格率で
多分私大の中ではトップクラスだったと記憶しています。
私の時も94か5%ぐらいだったような記憶です。
不合格者は4〜6人程度だったと思います。
しかし時は流れて、昨日の数字を見ると
わが母校の合格率は80%を切っていました。
不合格者が20人以上ということらしいです。
不合格となると、獣医師免許を必要としない職種であれば
何ら問題はありませんが、免許が必要な、例えば私のような臨床獣医師であれば
就職はパーでしょう。
免許のない人間が病院ですることはほぼないですから。
また来年再度受験するということになろうかと思いますが
再受験者の合格率はさらに下がって40%前後だそうで
新卒の半分以下の確率になってしまいます。
なぜこんなに合格率が下がってしまうのか
理由は知る由もありませんが
折角大学入学したんですから、最後の国家試験に受かって
晴れて獣医師!というのを目指していたと思います。
合格率が下がったとはいえ合格者の方が圧倒的に多いんですから
頑張ってほしいものです。
獣医系大学は狭き門です。
それをくぐって入学したほどの学力があるんですから
国家試験も合格して欲しいですね。
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