
人の方ですが外科医を希望する医師が極端に減っているとのこと。
最近では「直美:なおみではありません」と言って
研修を済ませた後、美容整形の方へ行く医者が多くなっているとのこと。
美容整形は保険医療ではなく自由診療ですから
価格を自分で決められることで収入が多くなる、らしいですね。
ただ現実問題として美容整形のトラブルも多いわけで
著名な高須先生はこのことに警鐘を鳴らしておられます。
また高須先生のSNSを見ておりましたところ
ある医師が「心臓外科医になりたい」ということで寄付を募ったらしいのですが
結局その医師は心臓外科医ではなく美容整形の方へ進んでしまったらしく
その件でも苦言を呈しておられました。
詳細は割愛します。
東北地方のある国立大学では、医学部の学生で
卒業後外科医を目指す人が極端に少なくなっているとのこと。
そして現実の現場では外科医の平均年齢は非常に高くなっており
このままでは近い将来外科医手術を受けることが困難になるのでは、という記事も見ました。
外科は生命、健康、身体に直接かかわるもので
例えば癌の手術を受けられないということになれば
これはとても大変なことですよ。
それでも都市部では外科医はそれなりにいるそうなので
地方の人は都会までいかなきゃならなくなるかも、ですし
手術の順番待ちということも出てきます。
癌の手術だとすると1か月2か月待ちなどとなると
もう手遅れになるかもですよ。
また心臓、血管系であれば緊急を要するものが多いわけで
それを順番待ちなんてことになれば、それはもう「終わり」ということになります。
外科医を目指さない理由として、手術になるわけですから
拘束時間が非常に長くなること
それに対する報酬が見合わないこと
などが理由だそうで、それはまあ理解できます。
心臓移植となれば2〜3時間で終わるわけがないですし
移植した心臓がちゃんと動くかどうか、また拒絶反応がでるかどうかなど
リスクも相当高いですから。
それでもってうまくいかなかった場合、最悪訴訟ということにもなりますし。
ちなみに産科が少なくなっているのもご存じかと思いますけど
これもまたリスクが高いから、という面もあります。
とは言え外科医が少なくなればこれは命にかかわる問題です。
やはり一定数は確保されたしと思いますけど
やります、という人がいないわけですから、どうしたらいいんでしょうね。
美容整形医は少なくてもいいんじゃないのかね、と思いますが。
獣医領域でも同じ傾向がありますし
今後エスカレートすると予想しています。
外科は知識だけじゃできません。
経験が必要です。
そして今のご時世では、きちんとしたトレーニングを行う必要があります。
そしてこれが一番だと思いますが
都市部一極集中はよろしくありません。
獣医領域では都会と田舎では手術対象症例の種類がかなり違うと思ってまして
例えば、フィラリア症だと都会ではまず診ないでしょうが
田舎では少なくなったとはいえまだいます。
これの手術を学ぶのであれば都会では無理でしょう。
私自身の経験を振り返っても
今まで多岐にわたる症例の手術を経験しました。
今ではもう診ることないよねという事例もありました。
でもそれを経験しているので万一その症例が来ても対応できます。
外科ってハイリスクハイリターンです。
それを「よし やってやる」と思うか
「いや そんなの」と思うか、ってことだと思いますが
こればっかりは人それぞれなんでしょうね。
個人的には前者の方が頼もしいとおもいますけどね。
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