この時期、蜂が新たに巣を作るため
「分家」してうろついています。
要注意です。
今日の診療が終わって、掃除をはじめるか、と言ってた矢先1本の電話がありました。
気付いたら犬が片足を上げている、とのことですぐに連れてきてもらいました。
元々、子犬の頃からよ〜く知っている犬ですので
急に跛行というのは解せませんで、何か事故でもあったのか、と思っていたら
飼い主さんから「変わったことといえばこれが犬の傍にいました」と
ティッシュの包みを出されたので見てみると・・・
キイロスズメバチでした。
一瞬、うわっとなりました。
私、この世で蜂が一番嫌いですから。
しかも、まだ動いてましたし。
すぐにビニール袋を持ってこさせて、その中に入れて
キンチョールぶっかけましたよ。
さて、蜂はこれで終わりですので犬の診察に戻ります。
飼い主さんの話によると、足先をずっと舐めていたということで
そのあたりをよく見ると、確かに蜂に刺された跡がありました。
毒を持つ蜂の場合、針が残っていると後々厄介なことになります。
しかし、幸い針はありませんでしたので、とりあえずの処置で大丈夫です。
今回は飼い主さんが、重要な証拠を確保していたことと
症状を正確に伝えてくれたのですぐに原因が分かりました。
後でスタッフと「さすがだね」と大絶賛です。
この時期、蜂はいろんなところに出没します。
窓を開けていると家の中までも侵入してきますので
皆様、要注意ですよ。
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