
言葉が通じない相手とのコミュニケーションということなんでしょうが・・・
こういう場合、2つに分けて考える必要が有るのでは、と思います。
1つは「人間に当てはめる」
つまり考えて行動するパターンです。
もう1つは「動物として考える」
これは本能的行為、ですね。
最初の「人間に当てはめる」というのはそもそも難しいのでは、と思います。
なぜなら相手は人間じゃありませんから。
もっとも同じ人間でも「あいつ何考えてんだ?」ということもしばしばありますから・・・これは致し方ないでしょう。
考えて行動するのが人間だとすると、動物は感じてから行動する生き物だと思います。
ここはどうやってもどうにもならないところで、大脳の発達程度が明らかに違いますので。
科学的な実験データがあります。
「未来を予測できるか」ということについて調査がされました。
その結果、犬はできるのは「5分先」まで、という結果だったそうです。
要するに「次の瞬間」は予測できる、ということでしょう。
では人間は、というと・・・永遠に先まで考えることが出来るんですね。
その結果出てきたのが、例えば「死後の世界」。
自分が死んだあとのことを考えて予想してしまった結果です。
そこから宗教とか哲学といった学問が発達したんでしょうね。
ついでに猫はどうか?というと・・・
残念ながら猫には未来の予測はできないそうですよ。
ある程度のことは学習すれば身につけることができるでしょうけれど
猫は前頭葉が未発達な生き物ですので致し方ないです。
以上のことから、獣医師として言えるのは、「動物が何を考えているか?」というのは無理だと思います。
しかし、「何を感じているか?」ということについてはわかるのではないでしょうか。
これが本能的行為ですから、腹が減った、怖かった、楽しかったというのは動物だって人間と同じように感じていることでしょう。
そしてそれが態度に現れていると我々は思うわけですよね。
例えば、犬は喜んでいる時に尻尾を振る。
これは半分正解でしょう。
というのは警戒している時にも尻尾を振りますから。
ここを知らないで迂闊に近づくと怪我をすることがありますよ。
感情の表現は、本能的表現とも言えますね。
喜怒哀楽は人間だけのものでしょうか?
私は動物にだってあると思うんですよ。
そしてそれをわれわれ人間が察知するには体のパーツの動きよりも
やはり一番よくわかるのは・・・表情じゃないでしょうか。
人間のように顔面の筋肉が器用に使えるわけじゃありませんけど
犬猫にも表情はあると思いませんか?
毎日一緒に暮らしてれば微妙な違いにきっと気づくことでしょう。
そしてそれは飼い主さんにしかわからないものだと思いますよ。
表情だけではなく仕草、行動をとってみても非常にわかりやすいと思うんです。
少なくとも獣医師には体の異変がわかりますから、
感情、本能的なものは飼い主さんならきっと分かるはずです。
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