
これがあるから頑張れるわけです。
手術をした後に「食事が取れる状態」になれば一安心です。
そしてもっと安心できるのが「正常な排便が見られたとき」なんです。
当院ではちょっと難しい手術をすることが多いので、最初の段階をクリアして
そして次の段階をクリアする、というのにちょっと時間がかかることが多いのです。
とは言え1週間、2週間ということは滅多にありませんけど。
先だっても、4つの複合手術を同時に行い良好に経過したのですが、アンラッキーなことに1週間後に別件の手術を行う事になった症例がいます。
元々の手術もそうでしたが、二度目の手術も消化管の回復が鍵でした。
幸い食欲はすぐに正常に戻ったので、次は排便がどうか?と観察してました。
ただ、排尿は毎日あるわけですが、排便はすぐにというわけにはいきません。
食べたものが消化・吸収されその残りが便となるわけですが、こちらも大腸に貯められてから
徐々に排泄されるというメカニズムがあります。
結局、術後3日目に無事正常な排便を確認して、これでホントに「ホッと」しました。
多少下痢がでるかも?と思ってましたが、それはそれは綺麗なもので思わず写真を撮ろうかと思ったぐらいです(笑)
食欲とは「生きる力」であり、排便は食べたものがちゃんと栄養として使われたかという目安です。
これらが一致してこそ健康に過ごせるわけですから、とても重要なことなんです。
毎日、当たり前のことのように継続されていることですが、病気になった時にこそしっかり確認しなくてはなりません。
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