私の頭の中には大学時代、解剖学実習で教わったものがそのまま残っています。
いわゆる「心臓一筆書き」とでもいいましょうか・・・
解剖学実習でなぜこんな話になったか、忘れました(笑)
おそらく実習内容とな直接関係なかったのだと思いますが
当時実習を担当していた先生が大学のOBであり
一番若い「助手」でしたから、後輩である我々に「特別に」教えてくれたんでしょうね。
きっとその先生も学生時代に習ったんだと思います。
ちなみに今は教授となっておられます。
その時に習った模式図が非常に気に入っていて
「これを書ければ心臓病の80%は理解できる」と思ってます。
なので、うちのスタッフにも暇を見て教えてきました。
全てを暗記して頭に叩き込むのは不可能です。
しかしキーワードさえ打ち込めば答えは自ずと出てくる、といった感じでしょうか。
心臓病は獣医師の中でも「難しい」という意見が多い分野です。
しかし、あの一筆書きさえマスターすれば、そんなに取っ付きにくいものでもないですよ、と
あちこちで話をするのですが・・・
以前、この一筆書きを教えた獣医師にしばらく経ってから会うことがあって
「そうだ、あの一筆書き書いてみてください」と言ったところ
残念ながらその人は書けませんでした。
多分、あの一筆書きの重要さが理解できてなかったんでしょうね。
それともただの怠け者、かもしれません。
本気で「わかろう」とするならば自分で「自主トレ」するはずです。
たったそれだけのことをも不精になってしまったら
いつまでたっても知識が身につかないんじゃないの?と思うんですが・・・
知識は暗記ではなく理解があってこそ、だと思います。
ただ、「理解」と「納得」は違うものですけど。
| comments (0) |
このサイトはjavascriptを有効にしてご覧ください。また読み込みにお時間がかかる場合がございます。
当院は診療料金を現金の他、クレジットカード(VISA・MASTER)、WAONで支払いいただけます。
※支払い回数は1回のみです。
※WAONのチャージはできません。