「いずれ聴診器のように使う時代が来ます」と言われてましたが・・・
今から10数年前、心臓エコー検査のセミナーの時、講師を務めた某大学教授がそう仰ってました。
時は流れ、エコーもアナログからフルデジタルへ。
画像・画質ともとんでもなく向上しました。
この度、隠岐の島往診にエコー検査機を持っていくことにしましたので
それに合わせてポータブルエコー検査機を何台がデモンストレーション使用中です。
ポータブルだとどうしてもレベルが落ちるので普段使っている機器の画質は無理だろう、と思ってましたが
いやいやそれがなかなかのレベルです。
最初に使ったのが「韓国製」
次は「ベトナム製」
そして今日は「中国製」
以前、アメリカ製のものを病院で使ったこともありますが、トータルで言えば日本製が一番いいです。
今回のデモではいわゆるニーズ製品なのですが、これらもレベルあげてきましたね。
あとは耐久性が問題なのですが・・・結構すぐ壊れるという意見もありますから。
が、エコー大好きな私にとってはいずれも面白そうな「おもちゃ」なのです。
これまで何台も買い替えをしてきました。
エコーにつぎ込んだ費用は・・・ちょっと怖いですね(笑)
エコーも機種レベルが様々なのですが、その時の自分のレベルより上の機種を購入します。
すると最初は使いこなせないのですがだいたい3年すると追いつきます。
その後2年も経つと不満になってきます。
そうすると新しい機種が出てますので、またちょっと上のレベルの機種を購入、というのを繰り返してきました。
その結果、技術レベルの向上という結果になったのだと思います。
古いレベルの機種を大事に持っていても正直「見えない」んですね。
見るべきものが見えなければ、正確な診断はできません。
正確な診断ができないということは下手をすると誤診につながります。
費用対効果としては最悪の機械です(笑)
しかし、獣医師としてのレベル向上には絶対に必要不可欠の「おもちゃ」なんです。
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