
昔は無視されてましたけど近年はその重要性が指摘されてます。
随分前の中国地区学会で「猫の慢性腎臓病と血圧」との関係性を証明した発表がありました。
当時は「血圧・・・どうやって測るの?」という感じでしたね。
動物用血圧計というのはあるにはあったんです。
ただ、非常に高価でしておいそれと手が出せなかったです。
それで代用されたのが手術モニターだったんです。
しかし、実際に血圧測定を行うとなると困難でした。
興奮すると一気に血圧が上昇しますので
とにかく「落ち着かせる」ことが大事ですけど、病院内でこれはなかなか難しい。
そのため何度も繰り返して測定して、落ち着いたかなというところの測定数字を
数回分の平均値を出す、ということを行います。
さらに問題なのが、特に猫では血圧がなかなか上手に測定できません。
もともと血圧がきちんと測れないんですね。
そのため左右の前足、そして尾の付け根と測定場所を変えて
どこならきちんと測れるかを探る必要がありました。
そして最後に血圧計。
これも機種がいろいろありまして、最近では簡易測定器というのもあります。
ただ、測定結果の信憑性という点ではちゃんとした機械には劣ります。
あまりに高価な機械ですと、血圧測定の費用が高くなっちゃいます。
そもそも血圧測定にそんなに費用がかかるのか?と思われるでしょう。
人間用なら、温泉やジムなどに置いてありますけど、無料ですもんね。
ただ、高血圧の犬猫は結構多くいます。
原因は心臓性だったり、腎臓性だったりいろいろです。
根本原因を探って行くことも重要ですけど
まずは血圧はどうなのか、とチェックするもの大切ですね。
動物医療でも血圧測定が「当たり前」になる時代がやってくるでしょうか・・・
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