取扱いについてです。
缶詰のふたを開けて、次に冷蔵庫で保存する際に
1:缶詰のままが良いか
2:別の容器に移し替えた方が良いか
と言うことなんですが・・・
答えは1です。
缶詰は工場で製造されますが、金属容器は殺菌処理を施してから中身を充填します。
よって缶詰の中は「無菌状態」となっています。
蓋を開ければ空気に触れますから雑菌の混入が起こります。
別の容器に移し替える場合、その容器を殺菌処理、例えば熱湯消毒などは
行わずに使うのが一般的でしょう。
つまり容器の殺菌はなされていないということになります。
また蓋を開ければ空気に触れるのも同じです。
蓋をあけたときに空気に触れる面積が小さいほど雑菌の接触は少なくなります。
缶詰の口のサイズと容器の口のサイズを考えると
容器の方が大きいでしょうから、空気に触れる面積が大きくなり
雑菌との接触機会が多くなります。
そして繰り返し(容器を洗浄したとしても)て使っていると
容器内の雑菌増殖はドンドンと進むことになり
結果、「食中毒」となってしまう、と言うお話です。
実際にそういう事例があるのか?と言いますと
「あります」
よって、缶詰を使う場合には
1:蓋を開けて中身を出す際には出来るだけ手早く行うこと
2:使うスプーンは綺麗なものを使うこと
3:中身を出し終わったらラップをかけて輪ゴムで止めること
4:当然冷蔵庫で保管すること
5:1つの缶詰は出来れば3日以内に使い切ること
6:4日以上たった物は使用せず処分すること
と言うのがよろしいかと思います。
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