と鳴く猫のパターンです。
鳴くというか威嚇ですね。
猫が威嚇するときは
「近づくな」
「触るな」
と言う意味でしょう。
まあ、確かに飼い主でもない人間が傍に近寄ってくれば
とりあえず威嚇します。
でも同じ威嚇行為でもちょっと意味が違う時があって
怖がっているから威嚇するときと
攻撃的に威嚇するときがあります。
これはキャラクターの違いなのです。
怖がっているときには
いわゆる猫パンチが飛んできますし
攻撃的な時には
噛みつきにきます。
我々はプロですのでいきなり手を出すようなことはしません。
診察台の上にあげる、ケージから出すのは
飼い主さんに任せます。
そしてまずは指を鼻先に持っていきます。
すると必ず匂いをかぎにきます。
そこで最初の挨拶ですね。
この行動は犬も猫も同じで
まずは初対面ですからお互い挨拶が大事です。
挨拶がすんでからまず体に触れてみますが
その際にもどこでもいいわけじゃなくて
触られて気持ちのいいところを触るんです。
これは絶対にやってはダメなんですが
頭を触ろうとしてはダメです。
頭を触る、撫でるのは相当に慣れてからです。
信じられないかもしれませんが
シャーシャー威嚇する猫に触れない獣医がいます。
猫の行動パターンを考えないのか
単に怖いのか、知りませんけどね。
動物は「こいつ 嫌い」と思ったらずっとそのままです。
でも人に飼育されている動物なわけですから
接し方を考えればどうってことないんですけど
それが出来ないで獣医をやってるとなると
いざという時には役に立たないでしょうね。
シャーシャー言うにもちゃんと理由があるわけですから
対応の仕方もあるわけです。
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