特に消化器系疾患では必ずチェックです。
そしてあらゆる角度から原因を追究します。
それは再発を防止するため。
食欲廃絶と嘔吐が主訴で検査をした結果
消化管の閉塞が見つかり、治療のため開腹手術を実施。、
その結果大腸での閉塞を発見。
幸い腫瘍でもなく内容物は可動性があったため
用手法にて大腸下部へ移動させた。
それと同時に肛門から器具を挿入し
大腸内の内容物の一部を排出させた。
その中に含まれていたのは何らかの布地。
毛糸かフェルトか・・・
飼い主さんに話を聞いてみると
毛糸を食べる癖があることが判明。
結局大腸内の閉塞物は毛糸であり
それによって大腸で閉塞を起こしたものと判明。
では、なぜ毛糸を食べたのか。
これは動物行動学の知識をフル動員。
そして今後の再発を防止するための
手段を伝授。
これが完璧に行えれば再発はしないだろう。
ただ完璧でなければ・・・
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