院長 / つぶやき / 2017.12.12 09:05

色々話題になった四国の大学の推薦入試の競争倍率が発表されました。

結果「28倍」という事で・・・まあ、予想通りです。

春先の報道では地元の方のインタビューにて
学生が集まるのかどうかが不安だ、とありましたが
これが獣医学科の人気なんですよ。

もう随分前から「超狭き門」ですから。

今、ウチの次男坊も大学受験で
先日某大学の推薦入試を受けてきましたが
倍率が6〜7倍という事で本人は相当ショックだったようです。
オヤジは獣医学科受験経験者ですので
10倍以下なら楽勝ジャン、って思ってしまいます。

もっとも獣医系大学、特に私立は併願が多いですから
実際の倍率はもうちょっと低くなるでしょうけど
それでも10倍以下という事にはならないでしょう。
つまり未だ獣医学科は人気があって
学生は「確実」に集まる学科であるという事です。

将来、公務員になるのか、臨床医になるのかは
学生さん本人が決めることで
この四国の大学が「防疫のための人員確保」とか言ってましたが
それは大人が、他人が決めることじゃありません。

ただ、新設大学ですから歴史もなければ実績もありません。
これからの6年間でしっかりと勉学に勤しまないと
他大学の学生との差は明確になるでしょうね。
大学側から指示されていることだけをこなしているようじゃ
その差はドンドン開いていくでしょう。
自ら進んであちこちへ動き回る行動力がなければ
その差を埋めることは難しいと思います。

6年後に社会に出てきますが
その頃私はまだ現役のはず（？）ですから
どこかで多少すれ違うことがあるかもしれませんね。

周囲の目は好奇のものもあるでしょうが
学生には何ら関係のないことなので
獣医学に全身全霊を込めて突き進んで欲しいと思います。

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