岡本動物病院

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院長のブログ

書面で渡す

院長 / つぶやき / 2018.3.5 17:57

当たり前のことだと思うんですけどね。

例えば検査結果を印刷したものを渡すのは当たり前の事なんですが
渡さない、という病院があります。
またワクチンを接種した場合には証明書を発行しますが
これを渡さないという輩がいます。
ワクチン接種は動物病院で行うものですので
接種した獣医師は証明書を発行します。
昔、無資格の業者が裏のルートでワクチンを入手し
自分で接種してたなんて事件が本県でありました。
そうなると当然ですが証明書は発行されません。
しかしその業者は動物の代金にワクチン費用を乗せてました。

最近は愛護団体や保健所から譲渡されたものを飼育する人が増えています。
それは大変結構なことです。
ただ渡す側の対応はもうちょっと頑張ってもらいたいと思います。
先だって保健所から猫を引き取った方が「この猫は伝染病に罹っている」という話をされまして
それは一体どんな病気ですか?とこちらは当然聞きます。
しかし飼い主さんは「よくわからない」とのこと。
それは当然です。病気のことを知らないわけですから。
保健所の対応に問題ありだと思います。
ウイルス検査をした結果「感染している」という事がわかったんでしょうから
その検査結果を文書化して渡すのが「筋」だと思うんです。
口頭で伝えるだけでは不十分でしょう。
病名がきちんと書かれたものを渡されていれば
何の病期だったっけ?と忘れてもいいんです。
文書を引っ張り出して調べればいいんですから。
自分で調べてわからないのであればネットで検索するもよし。
動物病院で聞いてみるもよし、ですよね。

書面に残すという事は『証拠』です。
その証拠をきちんと明確にするというのは
今の時代では当然の事だろうと思います。
書面に残っていればわざわざ暗記する必要もないですし。

色んな情報が多くなりすぎて飼い主さんも困ってしまう事も多々あるでしょうから
情報はきちんとファイルしておくことをお勧めしてます。
でもその書面がなければどうしようもないですから
渡すべきものはきちんと渡しておいてほしいですね。

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