犬では結構多く診られるホルモン分泌異常です。
臨床症状として多飲多尿、過食、皮膚の菲薄化、脱毛など
割とわかりやすいのです。
またホルモンの影響で免疫力の低下と筋力低下が起こり
前者の影響では細菌感染性膀胱炎が
後者の影響では運動機能低下のほか胆嚢炎の悪化も見られます。
一見「よく食べる」病気なのでそれが異常だとは気づかないこともありますね。
診断法は簡単です。
腹部エコー検査で副腎の大きさを確認することと血液検査です。
特にホルモン測定が出来る施設であればその日のうちに確定診断が可能です。
当院でもこの病気の診断のためにホルモン測定器を導入したぐらいですから
非常に多い疾患です。
高齢になると好発するといわれていますので
上記の症状がある、疑われるという場合には
検査をしてみたらいかがでしょう。
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