院長 / つぶやき / 2022.2.24 10:05

おそらくどこの動物病院でも同じような感じだと思います。

入院費用、これが基本料金となり
検査費用、処置費用などが加わって合計金額が出てきます。

当然ですが入院日数が長くなればなるほど
入院費用、つまり基本料金が多くなります。

当院の考えとしては、まず入院について
自宅での治療が困難な場合（例　食欲なし）
通院では効果が見込めない場合（例　重度脱水）
などは入院治療を勧めます。
そして入院治療の目的は
自宅での治療継続が可能となる、と言うところですので
端的に言えば「食事が取れるようになったら」OKとしています。
そうなるまでの期間が必要最低限となるように
積極的な治療介入を行うわけです。

その間、治療だけではなく検査も行います。
これは治療効果の判定に必須なんですが
本来ならこまめに行うべきとは思いますけど
検査もすればするだけ費用が掛かりますので
例えば血液検査などは毎日行いたいところではありますが
ちょっと間隔を開けることもしばしばで
検査については必要最低限としてます。

ときに、もう退院してもいい状態となって
後は投薬治療や食事療法などでいけるでしょう、と
なっても飼主さんの都合で入院期間が延びるときがあります。

ちなみに当院での入院の場合
平均の入院日数は3〜4日です。

長くは無い、と思っているんですけどね。
食事が取れない状態から食事が取れる状態に
もっていく日数としては。
自分では結構頑張っているなと思ってますけど
いかがでしょう。

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