岡本動物病院

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院長のブログ

新型コロナウイルス感染症

院長 / つぶやき / 2023.7.24 10:34

「2類相当」から「5類」になっただけのことですよ。

5類へ変更になったことを受けてそれまでの制限が取っ払われました。
それで日常を取り戻した、ということをマスコミは報道しています、が

コロナウイルスを制圧できたわけでもなし
もちろん消滅したわけでもなし

これを忘れちゃいけません。

人類の歴史上ウイルス感染症を制圧できたのはたった1つだけです。
それ以外はどうにもできておりません。

ただ人類は生存のために各ウイルス感染症に対して防御策を講じてきています。
それが予防のためのワクチンであったり
症状を緩和するための薬であったり、です。
仮に感染しても無症状〜軽症で済ませるために
要するに治療が出来れば「怖くない」ということです。
とは言えこの世の中に100%というものは存在しないわけで
ワクチンであれ治療薬であれその効果は100%ではありません。

仮にワクチンや薬の効果は実験的に100%有効である、となっても
それを接種する、投薬される「人」の方の問題があります。

ワクチン接種時、体調が悪かった、持病がある、他の治療を受けているなど
免疫状態、栄養状態が万全でなければワクチンの効果はそれなりに減弱します。
また時にワクチンが全く効かないという人もいます。

動物でも過去にそのような事例がありました。
ある犬種は混合ワクチンを何回接種しても抗体値が上がらない、というものです。
こればっかりはどうしようもないですね。

今新型コロナウイルス感染症は再び猛威を振るっているようです。
私の友人、知人も感染したと連絡がありました。
身近なところでウイルスはふよふよしているんです。
感染しても無症状の人もいますから
そういう人から感染するかもしれません。

始まりはあっても終わりはない、と考えた方が良いでしょうね。

では我々はどう防御するか、これがとても難しいです、が
ウイルスがまだそこらにいるんだという前提が大事かなと思います。
そしてそこから体内への侵入を防ぐことでしょうか。
となると、どうするか、ですけども
基本的な事柄です。
最初の頃に立ち戻って、外出後は手洗い、うがいの励行が一番良いのではないかと思います。
また人ごみに際してはマスク着用も不必要なものではないと思います。

ちなみに今コロナに感染すると隔離生活を余儀なくされるようですよ。
仕事にも支障が出ますから。
出来ることはしておいた方が良いんじゃないでしょうか。

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