
何度か書いたかもしれませんが、麻酔について。
高齢動物の麻酔を嫌がる獣医は多いです。
正直なところ、理由がよくわかりません。
高齢になればなるほど麻酔・手術が必要な事例は増えるものです。
それが当たり前ですから。
例えば・・・歯周病。
軽度なものであれば投薬やサプリメントでも対応できますが
重度になると食事が取れなくなったり、内臓疾患を引き起こしたりします。
それなのに処置をしない、というのは専門家として如何なものかと思いますね。
例えば・・・腫瘍。
こちらも加齢とともにその発生頻度は上昇します。
こちらは早期な処置が絶対に必要です。
「もう年だから」という言い訳で動物を死なせていいわけがありません。
その他、疾患を上げればキリがないのですが
飼い主さんが言う「麻酔は怖い」というのは、獣医の責任が大きいのではないかと思ってます。
獣医がそういうことを口にすることで、飼い主さんへの不安感がどんどん広がっていったのでは?と思います。
ちなみに、全身麻酔は怖いけれど、局所(部分)麻酔は怖くないというのも間違ってます。
例えば歯医者で虫歯の処置をするときに局所麻酔をします。
これだって100%安全とは言えません。
実際に事故は起こってますから。
でも、歯の処置をする際に麻酔なしで削ったり抜いたりしたら
それこそ危ないということは誰でも想像できますでしょう。
100%安全なものなどそもそもこの世にはありません。
ただ、それを出来るだけ、そして限りなく100%に近づけるのがプロの仕事じゃないの?と思ってます。
そのために世界中の専門家が研究をしていろんな情報を発信しています。
だからこそ、獣医が「麻酔は危険」などと安易に口にしてはいけませんね。
なぜならそれは正しい情報というより保身にしか聞こえませんから。
不安があるなら勉強すればいいんです。
それはどんなことでも同じだし、人間が人間である所以だと思います。
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