そもそも「高価」です。
当院で使っている機械で最も高価なのは「エコー」です。
まあ、これは個人的な趣味が高じているので仕方ないんですが
「よりキレイに」そして「より高精細に」と言う欲求を満たしてくれるものを
探して探していて現在に至るわけですが、メーカーさんの技術はどんどん先に行くので
いつまでたっても「これがベスト!」と言うものにならないですね。
とは言えそうそう簡単に買い替えるわけにはいかないので
今の機械をフルに使うことを考えます。
ただ、このエコーも例えば同じ機種だとしても金額の違いが出てきます。
それが「オプション」と言うやつで、ここを加えるかどうかで金額もさることながら
機能面の違いが如実に現れます。
画像・画質に関しては調整で何とかなりますが
これも実際に使用する「プローブ」の選択が問題です。
昔と違って今は「高周波」がブームですので体表面に近いとか
小型犬・猫はきれいに見えます。
しかし大型犬の腹部になると高周波プローブでは残念ながら「見えません」。
大型犬の場合には低周波プローブが必要となります。
そうなるとプローブの数が「たくさん」必要です。
ウチの場合には購入当初「心臓用」「腹部用」「体表面用」の3種類の高周波プローブを
選択して付属してもらいました。
しかし先ほどのように大型犬の腹部はこれらでは見えませんので
昨年それ用のプローブを購入したんです、が
プローブも機械購入当初に「付けて」もらうとお得なんですが
後から「追加」すると結構な金額請求書が来ます(笑)。
具体的な金額については書きませんが
プローブ3本を後から買うと購入時の金額の半分ぐらいになりますね。
だから「最初っから」必要なプローブを選択して
出来るだけたくさん「つけて」もらうのがお得なんです。
もちろんメーカーさんとの交渉が必要ですので
機械購入時には「ネゴシエーター」になった気分で臨みます。
真剣勝負ですので。
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