感想と診断は違います。
レントゲン写真を見て
「胸が白いよね」っていうのは「感想」で
「肺のこの部分が白くなっているでしょう。これはね・・・」と来るのが診断です。
元々レントゲン写真は・・・
「白黒ですから!」
って昔流行った侍みたいに切りましょか?って言いたくなりますね。
当院では飼い主さんに専門用語を使います。
例えば「心臓が悪い」だけではなく「左心房と左心室の間にある僧帽弁と言う弁尖の異常が起こって血液の逆流が起こってます」と言う感じで。
それは一体どういうことなのか、そしてその結果どういう問題が起こっているのか
そしてそして最終的には治療方法と今後の進展についても説明します。
きちんとした診察と検査をしたならば最終的に診断名を告げるのは
ごくごく当たり前だと思ってますので。
そして画像検査の写真や血液データなども印刷して渡します。
これが普通だと思ってますが、世間一般ではそうでもないようで
そのギャップを感じることが多々あります。
でも、このままでいいと思ってますから
それで行こうと思ってます。
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