北海道で大学生活してましたのでこの名前は『おなじみ』です。
動物園で感染事例があったとのことですが、正直なところ「今?」と言う感じです。
犬では本州ですでに2件発見報告されています。
そのうち1例は野犬であったということですから
野外で感染しているということになるんです。
そもそもは北海道のキタキツネがばらまいているということで有名でしたが
それが本州に来た、かどうかはわかりませんが
青函トンネルが開通してますので「ない」とは言えないでしょうね。
あるいはネズミが来ているのかもしれません。
いずれにせよ、そのうちどんどんと感染事例が報告されるかもしれませんね。
怖いのは動物の寄生虫というだけではないことで
人も感染します。
感染しても発症するまでに相当な時間がかかり
エキノコックスを知らない医者には診断が出来ません。
そのため別の病気と誤診されることもあるでしょう。
でもそれは仕方のないことで、どんな病気もたちどころに見つけてしまうというような
スーパー知識のある医者も獣医師もいませんから。
ただ幸いなことにこの世に知られている寄生虫は感染ルートがわかっています。
その中に身を置かない、予防線を張るという知識が必要なんです。
市街地での生活で感染するということは日本ではまずありえません。
ではどこで感染する可能性があるか?と言うことなんですが
これは当たり前ですが「アウトドア」が一番リスクがあります。
私などはアウトドア生活に全く興味もないですが
キャンプやBBQあるいは川遊びや湧水愛飲者などは要注意でしょう。
生水・湧水はモロに危険ですし
川や池で泳ぐのも気を付けることがたくさんです。
エキノコックス以外にも寄生虫はたくさんいますので
アウトドア好きの方は身を守るべき知識を持って楽しんでほしいと思います。
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