院長 / つぶやき / 2017.7.22 23:46

予防接種や手術ばかりじゃありません

獣医学的、とは違う・・・かもしれませんが
こんなこともやってますよと言うのが

例えば、爪切り
爪の長さが気になるとか伸びすぎて食い込んじゃったとか
家では切らせないからとか、まあ何でもいいんです。
爪切りだけで来院するってのもありですよ。
長い人だともう何年も爪切りに来るっていう人もいます。

例えば毛刈り
全身の毛刈りもやりますが、トリマーさんのようにはいきませんけど。
多いのは長毛種の猫ですね。
毛玉が出来てカチカチになっちゃったとかその予防のためとか。
または趾間の毛を切ってとか
お腹周りの毛を切ってとか。
特にオスのペニス先端の毛を切るのは
頼まれなくてもやりますね。
エコー検査の時には必ず。

例えば臭嚢腺処置
これについては「基本的にはやっちゃダメです」と言ってます。
誰が言い出したのか知りませんが、定期的に絞ってやらないと、なんてことはありません。
そもそも自然に排泄されるものですし
下手な人がやると炎症起こしたり破裂させたりします。
私がやるのは「お尻を床にこする仕草」があった時だけです。
臭嚢絞りは相当力が要ります。
握力５０ｋｇはないと正確な処置は出来ないと思ってます。
ちなみに私は若いころは６５ｋｇありましたので今でも余裕です。

こんなことで病院に行っていいの？と言うのは
基本的にありません。
動物の体に関することなら何でもＯＫです。
あまりに突拍子もないことや業務と全く関係ないことは無理ですけど。
例えば先日あったんですが
『どこかペットホテルやってるお店知らない？』と言ってきた人がいました。
そういうのは電話帳で調べてください。
個々のショップの事は知りませんし
知っていてもウチの患者さん以外は紹介できません。
トラブルがあった時に介入できませんから。

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