要注意ですよ。
ダニ由来感染症であるSFTSが猫から人へ感染したという事例が報道されました。
これはとんでもないことなんですよ。
本来、ダニから人へ感染するウイルスが猫から人へ感染したという事です。
SFTSに感染していた猫を保護しようとして噛まれてしまいその際にウイルス感染があったという事ですので
猫の唾液中にウイルスが存在していたという事です。
一応ウイルス専門家の話では今回の事例は稀なことと話してますけど
猫のウイルス検査をしたわけではないですから
まだ予断は許さないと思いますよ。
元々動物には感染しないと言われていたはずのものですからねぇ。
もしも猫がウイルスキャリアとなる、あるいは増幅動物であったとしたら
これはとてつもなく恐ろしいことなんですよ。
猫を飼育している人でも我が家の猫にカプッと噛まれた経験もあるでしょうし
保護活動をしている人ならもっとその回数は多いかもしれませんね。
その時にウイルスが体に入り込んできた、発症したとなれば
現時点では治療法がないですからあとは運任せになります。
死亡率は20%という事ですから、これも滅茶苦茶高い数字です。
我々も動物に噛まれる機会が多い職業ですから
今まで以上に気を付けないといけませんね。
ウイルスを持っていた猫がその後どのような検査をされたのかはわかりませんが
検査の結果が知りたいですね。
その情報は公開してもらいたいと思いますが・・・
まだ発見されてから間がない新しいウイルスですので情報が少なすぎます。
今後同じようなことが起こらないようぜひとも徹底的に解明してもらいたいですね。
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