院長 / つぶやき / 2017.9.1 23:14

昨日で20年経ちました。

どうして覚えているかと言いますと
その日はダイアナ妃が亡くなった日で
セミナー帰りの新大阪駅で号外が配られていましたのでよく覚えています。

今はそのセミナーはもうありませんが
10年間毎年開催されていました。
私が参加したのは最初の2年で
心臓病について合計6項目を
1年に3回開催されるセミナーで
各回２つ選択して1年ですべてを習得するというものでした。

このセミナーに参加してから
心臓病の勉強が始まったわけですが
一番力を入れたのはエコー検査でした。

当時はまだエコー検査機は動物病院に必ずあるというものではなかったんですが
個人的に好きだったので持ってはいましたが
心臓の検査は出来ない状態でした。
そのセミナーで心エコー検査のイロハを教わってから
徹底的に練習しましたね。

その時に講師の先生が仰っていたのは

「いずれエコー検査を聴診器を使うがごとく使いこなせるようになってください」

こうなるまでに10年かかりましたが
今では自信を持って行えます。

犬の心臓はもちろん、体の小さな猫も問題ありませんし
今まで一番小さな動物ではハムスターの拡張型心筋症を診たこともあります。

あれから20年ですねぇ・・・
この間エコー検査機械も乗り継いで
今使っているのは4台目と５台目ですねぇ。
その前に３台使ってきましたから
これにかけた費用は・・・
考えるとぞっとしますが（笑）
その分、技術が身についたので良しとしましょうか・・・

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